オープニングスタッフ決定!-お母さんが働くって大変

スタッフ募集は一旦終了いたしました

4月オープンに向けてオープニングスタッフの募集をしておりましたが、予想を上回るご応募をいただきました。

今回はお互いの条件の都合でお断りさせていただいた方もいらっしゃいましたが、増員の際にはぜひお声がけさせていただければと思っております。

その際はぜひよろしくお願いいたします!

お母さんが働くって大変

さて、今回ありがたいことにたくさんの方と面接させていただきました。

今回の募集がパートだったこともあってか、お問い合わせいただいた方はほとんどが女性の方で、その多くが小さいお子さんを育てる「お母さん」でした。

主語を大きくするといろいろと問題が起きがちなご時世ではありますが、さまざまな方とお話をさせていただく中で心から「お母さんが働くって大変なんだな…」と感じたのです。

働きたい気持ちと家族とのこと

私が独身の頃、就職・転職を考えた時に考慮した条件は

  • 興味のある仕事か?
  • 給与は希望額以上か?
  • 通勤は大変ではないか?
  • 交通費の補助、住宅手当はあるか?

程度でした。

今改めて考えると自分のやりたいことをやりたいようにできていた幸せな時期で、自閉症支援特化型の入所施設で夜勤の仕事に挑戦することもできました。

しかし今回お話をさせていただいた「お母さん」方が提示された希望や条件は、

  • 月に64時間未満/以上で働きたい
  • 週に20時間未満で働きたい
  • 扶養内で働きたい
  • 延長保育が使えないので、夕方働けない
  • 小学校等から子どもが帰ってくる時間まで働けるが残業は難しい
  • こどもが通う園の隣だから働きたい
  • こどもが熱を出したら休めるか

など、「ご本人の希望・条件」ではなく、「ご家族や家の都合に合わせた希望・条件」が大半でした。

お子さんがこども園の1号認定(幼稚園部分)であれば月に64時間までしか働くことができませんし、2号認定(保育園部分)でしたら64時間以上をキープしなければいけません。

週に20時間を超えれば雇用保険に加入しなければならなくなりますし、所得税もかかるようになります。

年収が130万円を超えると社会保険の扶養に入れなくなり、会社と折半して社会保険に加入する必要があります。

延長保育や児童館などが使えれば夕方も働くことができますが、さまざまな事情で使うことができない場合もありますし、「こどもに負担をかけてしまう」という葛藤も親として当然のことと思います。

お子さんが通う保育施設と職場と自宅がそれぞれ全く違う方向であったり、交通の便が悪ければ毎日の送り迎えが大変です。

そして突然やってくる発熱、インフルエンザなどの感染症。

送り迎えや体調不良によるお休みをお父さんや他の家族と分担しているとしても、家族の都合との調整が必要です。

そういった希望・条件をスパッと割り切ってお話しされる方は少なく、働きたい気持ちと家族や家に関わるさまざまな条件と葛藤する気持ちをお話ししてくださる方がほとんどでした。

そういえば私も…

では私はどうしてイアンベで働くことにしたんだっけ?と考えてみると、そこに私の希望はあまりなかったように思います(決して後悔しているとかそういうことではなくて!)

代表が「就B作ろうかなと思うんだけど」と相談してくれた時、割と即答で「いいねーじゃあ事務系やるね」と答えたように思います。

福祉事業所に勤務した経験と、保育園事務を開園から6年ほど担った経験から「立ち上げは大変だろうけどまぁできるだろう」と思ったことと、代表は事務系が苦手なため誰かにしてもらうことになるけれど、代表との連携プレーが必要なそのポジションを「初めまして」の人に任せることは難しいだろうと思ったからでした。

また当面のことを考えるとこどもが通う園の隣で働くということはお迎え等考えるととても都合のいい条件でもありました。

でも、これを書くとちょっと…かもしれませんが、代表から相談されるまではまた福祉事業所で働くとは考えていませんでしたし、まさか立ち上げをすることになるとは思っていませんでした。

かといって他に何かとてもやりたい仕事があったわけでもなかったので、降って湧いた「発達障がい者支援特化型 就Bの立ち上げ」に乗ったわけです。

(今は、今までの経験を活かせることにワクワクしてますよ!)

幸いなことにこどもが通う保育施設に近く、勤務時間も生活に合ったものにできたので結果として良い選択でしたが、私だけの希望と都合でイアンベで働くことを決めたというよりも、家族のことを考えてその選択をしたというほうが強いように思います。

家族を守ることに寄り添う職場

今回は「お母さんが働くって大変」と書かせていただきましたが、ご家庭によってはお母さんがメインで働いて、お父さんがこどもたちのサポートをしているご家庭もあります。

共通するのは、家族を守るために自分の希望だけでなくて家族や家の都合に合わせてライフスタイルを変えていく必要があるということ。

家族のライフステージが変われば、今とは違う働き方を考えることもあるかもしれません。

未就学児のお子さんが小学校にあがったところで「小1の壁」に直面し、中学生になるころには手も離れ少し就労時間を増やしたり、時間帯を調整できるようになるかもしれません。

けれど今度は家族の介護が必要になる可能性もあるのです。

イアンベはそんな方達と寄り添いながら、柔軟で働きやすい職場を目指していきたいと改めて考えたのでした。