Minecraftの大釜と色移りのシミ抜き

さて今回はゲームとクリーニングのお話です。
世界で一番売れているゲーム「Minecraft」。
私がこのゲームにハマって10年ほどたちました。
Minecraftについて「小学生がハマるゲーム」「YouTuberがよく配信しているゲーム」という印象をお持ちの方も多くいらっしゃるかもしれませんが、昔から現在まで変わらず、子供から若者層をメインに、大人も楽しめるように作られているゲームです。
「サンドボックスゲーム」と形容されるように、砂場遊びをするように、豊富な資源で建築も、冒険も、探索も、旅行も、討伐もできるメインストーリーのないゲームです。
Minecraft歴10年といっても、10年間ずっと毎日プレイし続けていたわけではなく、時々思い出してプレイし、しばらく放置してまた遊ぶの繰り返しでした。
子どもが生まれてからはずっと放置していたのですが、最近になって子どもがMinecraftに興味を示したので少しずつ教えるようになり、今はRealms(レルムズ、Minecraftのクラウドサービス)に私が過去に作ったワールドをUPして、子どもはiPadで、私はNintendo Switchで遊ぶようになりました。
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私は主に洞窟探検が好きで、山を見つけるとまず洞窟を探し、松明片手に洞窟を探索、ダイヤ鉱石のある深さに辿り着いたらブランチマイニング(鉱石目的にひたすら掘り進めること)を延々繰り返し、ダイヤ鉱石を見つけるたびウキウキするというマニアックな遊び方をしていました。
洞窟探検だけでなく、農業の機械化やトロッコ線路で島々を繋ぐなどして遊び込んだワールドがあり、それを子どもに見せた時の反応がとても良くて、「この子なかなか話がわかるじゃないか」「次は何を教えたらいい反応をするだろうか」とニヤニヤしたものです。
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しかし子どもの探究心とはすごいもので、しばらくすると与えられた情報だけでなく、アイテム一覧の中で気になったものを「これはどうやって使うの?」「こういうことをしてみたいんだけどどうしたらいい?」と聞いてくるようになったのです。
その中には私が使ったことのないアイテムも多々あり、Googleで調べつつ二人でああでもないこうでもないと試行錯誤しながら実際にアイテムを使ってみたりすることが増えました。
その一つが、今回のタイトルにもある「大釜」です。
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きっかけは「黄色のズボンを作りたい。金色じゃなくて」でした。
村人(よく子どもたちが真似している「ハァ?ハァ。」と話すモブキャラです)とのアイテム交換で手に入れた青色のシャツに合わせて黄色のズボンを自分のキャラクターに履かせたいようでした。
染色をすればいいんじゃない?ということで羊毛を染色した時の要領で、作業台で皮のズボンと黄色の染料をクラフトしてみようとしたのですができません。

調べてみると、「大釜」に水と黄色の染料を入れ、皮のズボンをじゃぶんと浸すと黄色に染めることができるようでした。

右は作業台。映画にも出てきましたね。
しかしその説明の後半が驚きです。
なんと、大釜に水だけを入れ、染めた衣服を浸すと、色が抜けるというではありませんか。
現実世界ではあり得ない!
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染色とはまた違いますが、洗濯する時に白い服にデニムや色の濃い服の色が移ってしまった経験は、どなたも一度はあるのではないでしょうか。
私はクリーニング師の資格勉強をするまで、この色移りは絶対に落ちないものだと思い込んでいました。
確かに、Minecraftのように大釜の水に浸しただけでは、移ってしまった色が抜けることはありません。
しかし、実はある漂白剤を使えば色移りのシミを抜くことができるのです。
それが「酸素系漂白剤」。
白物にも色柄ものにも使うことができ、デニムの色移りなど染料の色移りを抜くことができます。
酸素系漂白剤とは、「オキシクリーン」や「ワイドハイター」などです。
よく聞くし自宅にもある漂白剤なのにどうして知らなかったのでしょう・・・
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手順としては、酸素系漂白剤を水に溶かし、衣類をつけ置きし、すすぎます。
ただしつけ置き時間が長すぎると衣類が痛む可能性があるため、つけ置き時間は30分以内にします。
また塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスを発生させるので取り扱いには注意が必要です。
注意事項はあるものの、手順自体はとても簡単です。
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とはいえ、時間がたったものや、高級なものは個人で染み抜きせず、専門のクリーニング店に依頼されるのがオススメです。
また、色移り具合や素材によってはうまく染み抜きできない場合もあると思います。
Minecraftのように、大釜の水にじゃぶんと浸すだけで染み抜きができたら最高なのですが!

就労継続支援B型事業所イアンべの副代表。ルーテル学院大学福祉学科卒。大学在学中から知的障がい者余暇活動グループのボランティアに参加、卒業後は知的障がい者施設や発達障がい者専門支援施設 横浜やまびこの里に勤務。また、企業主導型保育園総務リーダーを担い、手ぶら登園の推進に努める。2024年仙台に移住、クリーニング師取得。執筆中の大半は膝の上に猫がいる。


