泥汚れと殺菌漂白、どっちが先?

今回は、泥汚れの下洗いと殺菌漂白はどちらが先なの?というお話です。
前回書いた「ウンチ汚れの洗濯」、実はズボンはウンチ汚れ+泥汚れがありました。
園庭で思いっきり遊んできたので、おしりも裾も泥汚れ。
ズボンの内側はウンチ汚れ。
そこで気になるのが、「泥汚れの下洗いと、殺菌漂白はどちらが先なの?」
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泥汚れの下洗いは、泥を軽くはたき落としてから泥汚れ専用洗剤につけ置きします。
ウンチ汚れは、酸素系漂白剤で殺菌漂白します。
気持ちとしてはウンチ汚れを先になんとかしたいところですが…適した順番はどちらが先なのでしょう?
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クリーニング実務というテキストによると、いろいろな汚れの落とし方の順番はこのようになっています。
1.不溶性の汚れ
泥、ホコリ、食べかす、髪の毛、ペットの毛など
→ブラシや掃除機で優しく払い落とす
2.水溶性の汚れ
汗、ジュース、ビール、醤油、血液(新しいもの)、尿など
→水やぬるま湯、中性洗剤で前処理
3.タンパク質系の汚れ
血液(乾いたもの)、卵、ミルク、体液など
→酵素系洗剤やたんぱく質分解剤で分解
4.油性の汚れ
ファンデーション、口紅、機械油、皮脂、カレーなど
→クレンジングオイルやドライクリーニングで処理
5.染料・色素系の汚れ
ワイン、インク、カレー、コーヒー、紅茶など
→漂白剤や還元剤・酸化剤
泥汚れは1.不溶性汚れにあたります。
ウンチ汚れは、漂白剤を使用するので5.にあたりますね。
なので、適した順番は「泥汚れの下洗い」→「ウンチ汚れの殺菌漂白」になります。
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泥汚れは水にも洗剤にも溶けません。
繊維に物理的にくっついているのです。
泥汚れの下洗いというのは、この物理的にくっついている泥をすべり落とさせる工程です。
この繊維に物理的にくっついている汚れというのは、押し洗いやこすり洗い、もみ洗いをすると更に繊維の奥深くに入り込んでしまい、取れなくなってしまいます。
油粘土にくっついたゴミは、すぐに取り除けばまだ取りやすいですが、こねこね練ったあとに取ろうとしても難しいですよね。
あれと同じです。
もしも殺菌漂白を先にした場合、押し洗いで漂白剤を洗い流す時に繊維の奥に泥汚れが入り込んで、更に落ちにくくなってしまうのです。
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けれど心情的には、ウンチ汚れを先になんとかしたい気持ちになります笑
泥汚れ専用洗剤につけ置きしている間、ウンチ汚れから何かがフワフワと風にのって部屋中に蔓延するのでは…と嫌な想像をしてしまいます。
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妥協案としては、とりあえずウンチ汚れのあるところだけを洗濯用石鹸などでつまみ洗いします。
泥汚れのついたところをこすらないように気をつけながら、洗濯用石鹸を洗い流してから、泥汚れ用洗剤につけ置きします。
つけ置き後は濯ぎ、今度は殺菌漂白、その後洗濯機で洗います。
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今回は、汚れ落としの順番によって汚れの落としやすさが変わってくることについて書いてみました。
よければ参考にしてみてください♪

就労継続支援B型事業所イアンべの副代表。ルーテル学院大学福祉学科卒。大学在学中から知的障がい者余暇活動グループのボランティアに参加、卒業後は知的障がい者施設や発達障がい者専門支援施設 横浜やまびこの里に勤務。また、企業主導型保育園総務リーダーを担い、手ぶら登園の推進に努める。2024年仙台に移住、クリーニング師取得。執筆中の大半は膝の上に猫がいる。


