発達障がい者支援と子育て①(「あしたはプールの日?」)

今日は発達障がい者支援を子育てに取り入れた話を書こうと思います。

クリーニングの話だけでなくこう言った話も書けたら…と思っています。

発達障がい者支援も、子育ても「わかりづらいことをわかりやすく伝える」という点では同じだと思っています。

例えば、

・今日の予定

・楽しみなイベントはいつか

・何時まで遊んでいていいか

・欲しいものをどうやったら買えるか

これらを、まだ理解していない子どもに【口頭で】教えるのは難しいですよね。

けれど伝えられないとトラブルが頻発しがち…。

トラブルが起きれば日常生活が滞り、ギャン泣き→ぐずぐずごはん→寝ぐずり→夜泣きが目に浮かぶようです。

うちの子どもは、3歳10ヶ月ごろから「昨日、今日、明日」の区別がなんとなくついてきましたが、それまではずっと「明日ってなに??今!すぐ!NOW!」という感じでした。

今も、昨日より前は「昨日の昨日の昨日」「ずーっと前」、明日以降は「明日の明日」「今度」などと表現していますが、曖昧であることが感じ取れます。

そんな子どもに「今日はこども園に行く日」「楽しみなイベントはこの日」と【口頭で】伝えるのは難しいものがあります。

また、遊びに夢中な時にご飯の時間になっても「あとでー」「もうちょっとー」と先延ばしにされるのが常です。

ガチャガチャをするお金は親の財布から無尽蔵に出てくると思っているでしょうし、なぜ目の前にあるおもちゃを自分のものにできないのか、なぜ買ってくれないのか不満に思っているのは間違いありません。

我が家では、そういった口頭で説明しても理解が難しい事柄は、視覚的にわかりやすく伝えるようにしています。

例えば、今日の予定や楽しみにしているイベントはカレンダーに書き込みます。

こどものカレンダー

・青の丸がこども園に行く日

・ピンクの丸はお休みの日

・終わった日はバツをつける

・その他の予定はわかりやすくイラストにして書き込む

がルールです。

その他の予定は、全ての予定を書き込むわけではありません。

子どもが楽しみにしていて、いつあるのか気になる予定は書き込みます。

また、親が「この予定は事前に知らせておきたい」「着目してほしい」予定を書き込むこともあります。

ちなみに、私はあまりイラストが得意ではないので、こどもと話し合いながら「○○の予定がこの日にあるんだけどー、どんなマークにする?」と相談したりします。

地底の森ミュージアムに行く予定を書き込んだ時は、「昔の木の骨(化石)があるらしい」と説明したことから、「骨のマークにする」と言われました。

これが「化石のマークにする」と言われていたら私は描けなかったと思います笑

このカレンダー、実は当初は「こども園に行く日」「行かない日」を視覚的に伝えることが目的でした。

なぜなら…うちの子はこども園に行くのが嫌で嫌で仕方なかったのです!

それまで通っていた保育園を退園し、仙台に引越し、新しいこども園へ通うことになった一年前。

お友達もいないし、大人も知らない人ばかり。

毎朝泣きじゃくり父から離れようとせず、母がお迎えに行けば抱っこ抱っこ。

帰ってくれば「明日はこども園?お休みの日?」と泣きながら聞いてくる。

「いつがお休み?」と。

そこで、かけてあったカレンダーに青とピンクのペンでササっと丸をつけたのが始まりです。

そこから毎日、ピンクの丸のお休みの日を目指して頑張るようになりました。

今ではそんなことがあったなんて信じられないくらい、毎日元気に登園しています笑笑

ちなみに、このカレンダーに丸とバツをつけるのは、子どもが気にしないor親が着目して欲しい日がなければ無理に毎日はしません。

丸とバツをつけることが目的ではなく、子どもの「わかりづらさ」を解決することが目的なので、困っていなければ使わなくてもいいのです。

毎日登園することは当たり前になりましたが、次に出てくる問題は「祝祭日」です。

子どもにとっては急に休みがあったり、5日連続で登園したりと「よくわからないもの」だと思います。

なんの予定もない週はあまり活躍しないカレンダーですが、祝祭日のある週は親の方から「この日はお休みなんだって」とピンクの丸をつけて見せます。

さて、うちの子どもは先月からプールに通い始めました。

毎回泣きじゃくりながらプールをして、ずっと不安そうにしていたのに終わった途端「楽しかった!次のプール、いつ?明日?」と聞いてくるのだから不思議なものです。

楽しみすぎて毎日行きたがる勢いだったので、カレンダーに「プールの日」マークを追加しました。

新しい予定は親もうっかり忘れがちなので、決まったマークがあると安心です。

週の終わりが近づくと、カレンダーを見て「あと○日で、プールの日」と自分で確認するようになりました。

発達障がい者支援でも、予定を知らせるためにカレンダーや予定表などを使って支援します。

表記の仕方はその方の理解度に合わせて様々です。

●月単位なのか、週単位なのか、日単位なのか

●記号か、写真か、イラストか、文字か

●どこまでの範囲を知らせるか(知りたい&知らせたい&着目して欲しい予定は何か)

本人が見通しを持つこと、目標に向かって意欲を持って過ごせることが大切だと思います。

今回は「今日の予定」「楽しみなイベントはいつか」について書きましたが、今後他の発達障がい者支援を子育てに取り入れた話も書こうと思います!