どうして泥汚れは落ちにくいのか?

今回はこども服で落ちにくい汚れNo1とも言われる泥汚れについてお話ししたいと思います。

私の息子が仙台のこども園に転園し割とすぐ、着替えて返されたお洋服が泥まみれだったことがありました。

このこども園めは、泥遊び大歓迎!なので、泥汚れは覚悟していました。

けれどまさか、私のお気に入りのレモン色のズボンを履かせて行った日に、こんな泥汚れまみれになってくるなんて…

ショックな気持ちを隠しきれず、でも慣れないこども園で頑張ってクタクタの息子の「だっこー!」攻撃を受けながら、とりあえず私はそのズボンを「酸素系漂白剤」を溶かした水につけ置きすることにしました。

(念のため補足ですが、この時点で私はまだクリーニング業をすることになるとは夢にも思っていませんでしたし、クリーニングの知識は皆無でした。この半年後から猛勉強をしてクリーニング師資格を取得することとなります)

さて、息子が落ち着いた(寝た)あと、つけ置きしたズボンをすすいで洗濯しようとしたところ、泥汚れがまったく落ちていないことに気がつきました。

落ちていないし、薄くなってもいない。

これは、つけ置きが足りなかったんだろうか。

やや疲れた頭で悩んだ後、もう一度「酸素系漂白剤」につけてみることにしました。

結果は同じです。

その後、ウタマロ石鹸でゴシゴシしたり、洗濯機にかけたりしましたが、残念ながらレモン色のズボンはまだらに茶色いズボンになってしまいました。

この時の私は、汚れには種類があることがわかっていませんでした。

汚れたら石鹸で洗うか、漂白剤につける。

白物は塩素系漂白剤。

柄物や色物は酸素系漂白剤。

そのくらいの認識だったのです。

汚れには種類があります。

●水溶性汚れ

●油性汚れ

●不溶性汚れ

●色素・サビなどの特殊な汚れ

泥は何汚れかというと、「不溶性汚れ」。

要は溶けません。

確かに、泥水をたくさんかき混ぜて泥ジュースを作っても、沈殿してきますよね。

つまり、お洋服の繊維の中に入り込んだ泥は、溶けないので落としにくいのです。

私が使った酸素系漂白剤。

これはタンパク質や糖分、油脂類の汚れを分解して落とします。

つまり食べこぼし系ですね。

塩素系漂白剤はというと、調味料の汚れや黄ばみを分解して落とします。

ただし、柄物・色物は色が抜けてしまう場合があるので使えません。

洗濯洗剤は、汚れを浮かせて落とすのですが、繊維に入り込んだ泥をしっかり落とすほどの力はないのです。(程度によります)

では、泥汚れはどうやって落としたらいいのでしょうか。

答えは、「汚れを減らしてから、すべらせて落とす」です。

1.泥が乾いてから手ではたき落とす(汚れを減らす!)

2.泥汚れ専用の洗剤をぬるま湯に溶かし、つけ置きする

3.つけ置き洗剤を捨てて、綺麗な水で流しながら押し洗いして汚れをすすぐ(こすらない!)

4.まだ汚れが酷ければ2〜3繰り返し

5.洗濯機で洗う(他のものと一緒でOK)

ポイントはこすらないことと、泥汚れ専用の洗剤を使うこと。

こすると繊維の中に泥が入り込んでしまい滑らせて落とせなくなってしまうのです。

また、泥汚れ専用の洗剤は、滑らせることが得意!

泥もスルン!と滑らせて落としてくれます。

とはいえ、こどもが起きている時間にこの作業をするのはなかなかハード。

着替えの枚数が多ければなおのことです。

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